林 修 先生の講演会
2017-01-12
宅建協会主催の講演会が1月10日アクロスで行われた。
私は主催者側としてお手伝いをしたあと前面の席で聞くことができた。
題目は「やりたい事とできる事」
まずは福岡の話をして客席の心をつかみ、TVの裏話や
職業でもある講師の話しあれこれから、題目に移った。
めまぐるしく変わる情勢についていく為には
先を読む力がないといけない。
その準備を今から考えてしなければいけないということなのだ。
例えば、先生は予備校の講師である。
15年前から比べると、少子化で子供の数は減っているため
予備校も閉鎖されるところも多い。そんなことは15年前からわかっていることで
予測できたことである、そこで残っていく為には
その業界で1,2位になること。その中でも講師のリストラがあったが
1,2位の人気だったら残れる。
まずは、自分のできる事の中で1,2位になれ。
出来なくて、やりたくないことはしない。
やりたいけど、できないこともこれからは選択肢がない。
今の60歳~70歳の人達は戦争経験もない上
高度成長期に仕事をしてバブルを経験し、年金もしっかりもらえる
「逃げ切り世代」
これからの子供たちは自分たちの事だけでも大変なのに
金銭的にお年寄りの面倒も見ないといけない。
60代、70代の人達の「できる事」は孫に残してあげる事。
これから生き抜くためには先を見据えて今を準備しておかないといけない
と言うことを面白おかしく話されたが、よーく考えると
とても重たい題目であった。
ちなみに先生の将来の目標は
自分にできる事はしゃべること、いつまでも講師はできない、
TVのオファーもそのうちなくなるだろう、そこで
このような講演会をすべく全国行脚することだそうだ。
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